【映画感想】アメリカン・サイコ(2000)
熱かりしカードバトルがここに


主演は「ダークナイト」のバットマン、クリスチャン・ベイル
久しぶりに見る機会がありました。

あらすじ
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3/162764/

正直全体を通していたって凡庸な、突っ込みどころも多い映画である。
しかし、この映画の魅力はあるシーンに詰まっていると言えるだろう。

2:32くらいから
https://www.youtube.com/watch?v=qQx_AN02XuM

自分の名刺がいかにセンスがいいかを比べあっている様子である。
それ自体は社会人の自己紹介のアイテムでしかないが、ウォール街の超エリート達が同僚たちとの違い、パーソナリティを表現する魂のカード、それが名刺である。


キラカードなら価値がある、というわけではなく、仲間内を読んだ混沌としたメタゲームが形成されているため、メタの読み間違いは敗北を意味するのである。


プライドのぶつかり合い、主人公ベイトマンの喜怒、名刺カードバトルにかける客観的に見て引く位の執着がひしひしと伝わってくる。

55点

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