Mune: Guardian of the Moon(2014)/隠れすぎな名作です
Mune: Guardian of the Moon(2014)/隠れすぎな名作です
Mune: Guardian of the Moon(2014)/隠れすぎな名作です
この映画を知ってる方はどれだけいらっしゃるでしょうか?
東京アニメアワード2015における長編部門で優秀賞を受けたフランスの作品なのですが、日本はおろかアメリカでもDVDやBD化に関して全くの音沙汰ナシ。

もう我慢でけん!!というわけで最終手段を用いて鑑賞いたしました。向こうのレビューサイトですらしょうがないといってたからね、しょうがないね。



あらすじ
どこかの小さな世界の物語。太陽と月はそれぞれ遠い昔に守護者/Guardianによってもたらされました。太陽は世界の近くを廻るように繋ぎ止められ、月は夢の世界にある岩から切り出されました。昼の世界には岩っぽい種族が、夜の世界にはアバターっぽい種族が主に住んでいます。そして守護者たちは太陽と月、世界の調和を何世代も守っていました。しかし地下の世界では、ネクロス/Necrossとそのしもべたちが世界を暗黒するチャンスをうかがっていたのでした。

ある日、太陽と月の守護者が代替わりする日がやってきました。自惚れ屋でモテ男のソホーン/Sohoneは順当に太陽の守護者の後継者となりました。しかし月の守護者の後継者に選ばれたのはリヨーン/Leeyoonではなく、ミューン/Muneでした。

月の守護者を任されたミューン、自身のおっちょこちょいな性格も合わさっていきなり月の調和をめちゃくちゃに乱してしまいます。ネクロスは、使役する蛇でそそのしたリヨーンがソホーンを夜の世界へ向わせている隙に、しもべを使い太陽を盗むことに成功します。

体がロウソクでできている華奢な少女グリム/Glimは、寒さにも暑さにも弱い女の子ですが、好奇心旺盛でこの世界の歴史や天文に詳しく、今回の異変にもいち早く気づきました。今回の失敗でミューンは守護者失格としてリヨーンが新守護者に。ソホーンとミューンは尻拭いに太陽を取り戻しに行きます。太陽がないのでソホーンのそばにいないと固まってしまうグリムも一緒に。

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感想
・月の寺院のデザインが大好き。ミューンがよじ登るシーンはまさにワンダと巨像ですね。そしてグリムの守ってあげたさはまさにヨルダ。
・3Dアニメですが効果的に2Dアニメのシーンが盛り込まれております。なかなかの名シーンなのでぜひ見てもらいたい
・登場人物たちみんなキャラが立っていて面白いしかわいい。いかにも悪役なリヨーンがコメディなのは意外でした
・全85分という短さなので文句の言いようもないですが、3人の冒険をもっと見たかったですね~



こんなアニメが認知されないなんて本当もったいないですね
MLPみたくNetflixでやってほしいものです
90点

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